飲食店のテーブルを彩るオイルランプは、この20年余りでテーブル演出の定番として数多くの飲食店でお使いいただいています。なぜこれほどオイルランプが普及してきたのでしょうか。
飲食店の皆様にとって、最も大切な「お客様」へのおもてなしのツールとして用いられる「灯り」には、「美しさ」「気品」といった美観とともに、「優しさ」「安らぎ」といった雰囲気を生む力が求められます。
「炎の灯りを楽しむオイルランプ」ですから、この点が何といっても魅力の最重要ポイントです。またたき、きらめき、ゆらめき、暖かさ、激しさ、危うさ、深さ、明るさ、包容力、神秘性、魔性性・・・。炎とその陰影から感じる言葉は尽きないくらい、さまざまな表情で人の心に訴るものがあります。
オイルランプの魅力は、この「炎が心に訴える何か」であり、炎の灯りそのもののように思います。
また、その灯りが「常に一定の位置にあり、大きさが安定していて揺れない」というオイルランプの特長は、灯りの魅力を一層深めるものとなります。
加えて、飲食店で炎の灯りを楽しんでいただくオイルランプには、お客様が炎に触れないよう炎をガラスで包むランプを基本としています。オイルランプは、炎を包むガラスの種類を変えることで炎の魅力を様々に変化させることができる特長を持ちます。
ここでは、オイルランプの灯りの魅力を、ランプに使うガラスに応じて様々に変化する灯りを例に、画像を交えてご説明していきたいと思います。
オイルランプでは、「炎」と「炎をつつむガラス」に加え、ガラスを支える土台(ベース)に様々な素材やデザインを取り入れることができます。炎、ガラス、土台の構成に、様々な素材を用いて多様性を取り入れることで、「炎の灯りを楽しむ」ための道具が、お店の風格やお客様に与えるイメージをも左右するような「インテリア」「空間演出」の技術として、魅力を加えるものとなっています。
ここでは、様々な素材を用いた「オイルランプの器具」を画像とともにご紹介していきます。
オイルランプでは、これまでにご説明した灯りの多様性やデザイン性に加え、ランプ用オイルのカラーバリエーションを活かし、カラーによる演出を加えることができます。
ランプオイルの多彩な色を活かして、
・オイルランプの器具やお店のテイストに合わせた色を用いる
・テーブル、チェア、クロスや食器などに合わせた色を用いる
・季節やイベントなどの行事・内容に合わせた色を用いる
などの演出によって、テーブルや空間に様々な変化をつけることができます。
このように、色を変えることで演出に幅を加えるランプ用オイルは、「オイルランプの魅力」の大きな要素の一つとなります。
ここでは、飲食店でお使いいただくことが多い6色のオイルカラーを中心に、特長をご案内していきたいと思います。
担当:藤田(フジタ)
レストランのテーブルに灯るオイルランプ。
ホテルラウンジやバー、テラスに灯るオイルランプ。
飲食店を彩る「オイルランプ」の魅力を
オイルランプサービスステーションが余すことなくお伝えします。