オイルランプでは、「炎」と「炎をつつむガラス」に加え、ガラスを支える土台(ベース)に様々な素材やデザインを取り入れることができます。炎、ガラス、土台の構成に、様々な素材を用いて多様性を取り入れることで、「炎の灯りを楽しむ」ための道具が、お店の風格やお客様に与えるイメージをも左右するような「インテリア」として、「空間演出」の技術として、魅力を加えるものとなっています。
ここでは、様々な素材を用いた「オイルランプの器具」を画像とともにご紹介していきます。
炎をつつむガラスを透明な土台(ベース)で支えるランプや、空気の通り道を確保しながらガラスが自立するようデザインしたオイルランプです。オイルランプ全体を透明にすることで、空間に灯りが浮かぶような効果が得られます。「炎の灯りを楽しむオイルランプ」の原点とも言えるデザインの一つです。
炎をつつむガラスをメタル(金属)の素材を用いた土台(ベース)で支えるオイルランプです。
金属の素材も多様性に富み、シャープさや清潔感を感じさせるステンレス素材は、加工もし易く多彩なデザインを取り入れることができます。また、真鍮は重厚さや使い使い込んだ独特の味わいを表現することができます。
無垢の鉄やメッキ、鋳物など、金属を用いたメタルランプは、灯りの演出の際、金属素材や加工、デザインを選択することで、幅広い表現を生み出すオイルランプとなります。
ガラスを支える土台に木を用いたウッドランプは、チェアやテーブルの風景に溶け込みつつ存在感を示すインテリアとなります。また、無垢の木を用いることで、ナチュラルさ、シンプルさなどを演出するツールとして活かすこともできます。
家具調に創りこんだ組木や、切り出した天然素材そのもの、又は工芸品として念入りに仕上げられた作品などにより、ウッドランプは、コンセプトを持った存在感を示すオイルランプとなります。
オイルランプと言えばこのスタイルのランプを思い浮かべる方も多いように思われます。炎をつつむガラスを芯調節つまみの付いた口金で受け、土台にオイルタンクとなるガラスを組み合わせたオイルランプです。
日本でも電気が普及する前に用いられた照明ランプは、この伝統的なデザインを受け継いでおり、使っていた記憶がなくても何か懐かしい感じをいだかせるようなランプです。
アンティークランプでは、大きなランプをモニュメントとして使ったり、小さなランプでカウンターにアクセントをつけるなど、「ともしび」を表現することで歴史に培われた品格とともに、懐かしさや暖かさといった気持ちを引き出すオイルランプとなります。
グラスタイプのガラスのみを器具として用いたオイルランプです。キャンドルホルダーのような小さくシンプルな形を取り入れながら、ランプの特長である炎の安定性を保つよう作り込んであります。
グラスランプでは、シンプルで存在感を控えたな器具を用いながら、小さなスペースの中に「炎の灯りを楽しむ」演出を取り入れることができます。
カットを入れたクリスタルガラス、大理石、またはウッド等の素材をメタルと組み合わせるなど、いくつかの素材を組み合わせ、デザインしたオイルランプです。それぞれが独自のデザインコンセプトを持って造り込まれていますので、優雅さやレトロな質感、モダンなインテリア性など、テーマ性のある灯りの選出、空間演出に効果を発揮するオイルランプです。
担当:藤田(フジタ)
レストランのテーブルに灯るオイルランプ。
ホテルラウンジやバー、テラスに灯るオイルランプ。
飲食店を彩る「オイルランプ」の魅力を
オイルランプサービスステーションが余すことなくお伝えします。